弊社では、業務用エアコンの中古品の販売はお取扱いしておりません。
しかし、インターネットなどで中古品が販売されていますので、お客様が購入されたものを取り付けることは可能です。
業務用エアコンの中古品 デメリットとメリット
デメリット
業務用エアコンの使用できる期間の目安は10~15年ほどです。期間での使用コストでみると、中古品の場合は割高になることがあります。
事例を挙げて、みてみましょう。
6馬力シングル機で、6年前の型式のものが、新品と比べ180,000円くらい安く売られている場合。
一見お得で、400,000円するものが220,000円で購入できるのは、非常に魅力的です。
けれど業務用エアコンは使用頻度が高く、経年劣化を前提として考えなくてはなりません。
施工費は機器が新品でも中古で同じですので、施工費が200,000円とすると
新品の総額:400,000円(機器)+200,000円(施工)=600,000円
中古の総額:220,000(機器)+200,000円(施工)=420,000円
使用できる期間を考慮すると、
新品の場合:600,000円で15年とすると、600,000円÷15年=40,000円/年間使用料
中古の場合:420,000円で、15年-6年で残り9年間、もし使えるなら、
420,000円÷9年=46,666円/年間使用料
この場合は、結局、コストが上がってしまうのです。
もう一つのリスクとして、機器が古ければ古いほど、メーカーでは修理部品を供給しなくなり、故障すると直せなくなる、という面もあります。
メリット
中古を選ぶメリットとしては、
当面の現金が節約できること、
短い期間しか使わないと決まっている場合には節約になる、
この2点になるかと思います。
まとめ
長期使用するなら新品の方が省エネ効率も良く、使う期間が長くなるほどお得になります。
まずは短期的なキャッシュ重視、という場合はご相談ください。
※機器の状態や、中古販売価格に左右されますので、見極めにより、お得にも、割高にもなる可能性があります。