【HCFC(R-22冷媒等)が全廃になる2020年問題】
2020年問題とは、『2020年にHCFCを含む特定フロンが全廃される※』ことを指します。1987年に採択されたモントリオール議定書により特定フロンが規制対象となったため、製造禁止となる2020年までに、段階的な使用の抑制がされています。
HCFC(冷媒ガスR22)等の特定フロンの高額化や入手が困難等により、特定フロンを使った修理が遅れる、または対応ができなくなることが予想されています。

※特例として、2030年までは現存する特定フロンを使用する冷凍空調機器の「補充用」に限り、生産が認められています。

HCFC生産枠の削減

2000年以前の業務用空調機の冷媒として、使用されていることが多い特定フロン(冷媒ガスR22)が、2020年には実質全廃となることが1987年のモントリオール議定書にて決定されています。
そのため、2000年前後の古い業務用エアコンを使用されている方は、R22冷媒ガスが入手困難になったり値上がりするなどの懸念があり、お早めの設備計画および機器更新をお勧めしています。

旧機器およびR22使用機器を使い続けるデメリット

①部品および冷媒ガスの価格高騰・修理が困難

生産部品および冷媒ガスの供給数低下や終了に伴い、価格の高騰が予想されています。
また、部品および冷媒ガスが手に入らず修理ができないことで、急な更新を迫られることも考えられます。

②経年使用による電気代の上昇

最新機器との省エネ性能の差だけでなく、経年使用により機器本来の能力が低下し、余分な電気を消費し続けている可能性があります。

まとめ

大切なのは、2020年にHCFCが全廃される状況を把握し、
設備計画を立てることです。
平成27年4月より業務用空調機器の法定点検が義務化されました

平成25年6月に『フロン回収破壊法』が改正され、平成27年4月に全面施行されました。これにより、フロンガスを用いた業務用エアコン・空調機器、冷凍機器については、所有者に『簡易点検・定期点検』『フロンガスの充填に関する事』等が義務付けられることになります。これは、フロンガスを用いたエアコン・空調機器を使用する者の義務と言えるので、忘れずに各種点検を行いましょう。法定点検について分からないことは、何なりと当社にご相談ください。

※「フロン排出抑制法(=改正フロン法)」については、R22だけでなく、第一種特定製品(業務用空調機等)に関連するフロン全般を対象とします。